どうも、富動さん(@fudosan_kossori)だよ!
今回は競売物件の探し方や基本情報の見方を解説するよ
まず何したらいいんですか?
BIT不動産競売物件情報サイト
http://bit.sikkou.jp/app/top/pt001/h01/
というサイトで、日本中の競売物件情報を閲覧することができるよ
わざわざ裁判所に行かなくても好きな時に好きな場所で物件検索ができるなんて便利ですね。
今回は私の地元岐阜県を例に物件探しをしてみよう。
トップ画面で調べたい地域を選択します。
裁判所を選択します
条件を選択します
「土地を岐阜市で探したい」など条件を絞ることもできます。
検索結果一覧が出ます
気になる物件があったらタイトルをクリックすると詳細が確認できます。
競売物件の詳細
※1の売却基準額は”あくまで基準です” この価格を基準にして入札を行います。
※2の買受申出保証額は”入札時に保証金として先に裁判所に入金する金額”です。
基準額の20%です。
入札するには保証金として先に裁判所に入金する必要があるよ
落札できなかったらこのお金は返ってくるから安心してね
※3は買受可能価額といって、オークションの最低落札価格だと思ってください。
基準額の80%が買受可能価額です。
物件の地域と金額が納得出来たら詳細を見てみましょう。
3点セットのダウンロード
3点セットとは
・物件明細書(裁判所書記官が作成し、物件の所在地や構造、面積などのほか、占有状況や権利関係の記載がされている書類)
・現況調査報告書(執行官が物件の現地で調査を行い、聴取した内容がまとめられている資料)
・評価書(不動産鑑定士である評価人が売却基準価格を決定した根拠が記載されています。)
この3点のことを言います。
現況調査報告書には人間ドラマが垣間見える時があって読むと面白いよ
私が特に重要視しているのは
「物件明細書」と「現況調査報告書」です
物件明細書
物件明細書の1ページ目にはこんな感じで
入札日時やルールが記載されています。
固定資産税、都市計画税
3点セット2ページ目のここは結構重要なのですが、固定資産税は毎年かかってくるので、絶対確認しましょう。
農地に注意
地目や現況が、農地系の表示(田、畑など)だと農家の方しか買えない場合があります。
都市計画区域内の農地の場合は農家の人以外でも買える例外があったりするので、わからないことがあれば相談してください。
権利関係に注意
玄人でない限り権利関係は簡素な物件を選ぶ方が良いです。
権利関係を理解していないと、物件を買ったのに買った本人が物件を使えない状態になったりすることもありえます。
関係人の陳述
関係人の陳述は私が3点セットの中で一番好きな部分です。
物件の歴史や人間ドラマが展開されている物件もあります。
この黒塗りの部分は、裁判所にある原本では名前丸見え状態なんですよ。
物件の写真
物件の写真も載っています。
[chat face=”shiranaitaro.jpeg” name=”知裸内 太郎” align=”left” border=”gray” bg=”gray” style=”maru”][/chat]
きれいな内装ですね
…と思いきや
物件の悪い部分の写真も載っているので入札の参考にしましょう。
最後に
今回は一部の物件だけチョイスしましたが、毎月毎月千差万別の物件が競売に出てきますので
「この物件ならこの値段」と決めることはできません。
自分で使うもよし、このまま誰かに貸すのもよし、リフォームして将来転売するのもよしです。買主のあなたのやり方次第で不動産は甦ります。
いかがだったでしょうか?
普通の不動産屋の物件探しとは少し違って
自分で見て自分で判断する楽しさが競売物件にはあります。
次回は入札の方法を解説しようと思います。
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